大峯山陀羅尼助丸

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History

陀羅尼助丸の歴史

古の時を経て受け継がれる
奈良の伝統薬

今から1300年ほど昔、疫病で苦しむ人々を助けるため修験道の開祖役行者が山中の薬草を煎じて薬にし、施薬したことから始まる陀羅尼助。その後、役行者の弟子後鬼が奈良県天川村洞川に万病に効く生薬黄柏のキハダを使用した製法を伝授し陀羅尼助は民間薬として広まりました。それが大和洞川の陀羅尼助の起源として今日まで伝わります。

人形浄瑠璃で伝わる江戸にまで広められたその効能

古典芸能である人形浄瑠璃「義経千本桜」に登場し、「役行者大峯桜」では陀羅尼助売りの口上が唱えられました。その効能から、修験道の聖地として名高い大峯山に訪れる山伏たちや参拝者によって各地にもたらされ、遠く江戸にも広まりました。評判の高さから「だらすけは腹よりはまず顔に効き」と川柳が流行り今なおその効能は語り継がれています。

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Birthplace

陀羅尼助丸の発祥地

修験道の聖地霊峰大峯山
今もなお歴史と伝統が息づく

神仏が宿る霊地として、歴史と伝統が息づく神聖なる山であり1000年もの永きの間、女人禁制を貫いた修験道の聖地として名高い霊峰大峯山。吉野から熊野へと続く険しい山脈は、山伏の修行の場として現在でも全国で唯一女人禁制の伝統が受け継がれています。修験道の開祖である役行者によって開かれた大峯山は、今なお気高く悠然な佇まいで大和の地を見守ります。

霊峰に抱かれて修験者を癒す
美しい清水と温泉をたたえる地

奈良県天川村のはずれに位置する洞川は、霊峰大峯山の登山口として栄え、古くから独自の文化を築き上げてきた歴史ある土地。そのに湧き出す、古来より信仰され守られてきた神の水「ごろごろ水」は、日本名水百選にも数えられます。その清水は豊かな湯量をたたえる洞川温泉と共に多くの修験者たちを癒してきました。

「だらにすけは
　腹よりはまず顔にきき」

天保時代の川柳の句より

古くから修験道の聖地として信仰され、今もなお女人禁制を守る霊峰大峯山。
その麓に位置し、大峯山の登山口として栄えた奈良県天川村洞川の地には、
修験道の開祖役行者が広めた奈良の伝統薬陀羅尼助が伝わります。
伝統の製法を守りつつ丸薬に仕立てられた「大峯山陀羅尼助丸」は、
厳選された3種の生薬を配合し、和漢胃腸薬として親しまれています。

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Recipe

陀羅尼助丸の製法

日本独自の丸薬として進化した
奈良伝統の和漢胃腸薬

古くは煮詰めたオウバクエキスを竹の皮に伸ばした板状の薬として伝えられた陀羅尼助。その後、時代を経るに従い飲みやすさを高めるため、日本特有の丸薬として広まりました。「大峯山陀羅尼助丸」は、伝統の製法を重んじ自社で生成された黄柏エキスを使用した、生薬本来の成分を余すところなく含んだ陀羅尼助丸です。

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Ingredients

陀羅尼助丸の主成分

厳選された3種の生薬を配合
実直な効能が胃を癒す

始まりは山中のオウバクから取れるキハダのエキスを煮詰めた板状の薬として広まった陀羅尼助。その後、丸薬として作られるようになり、厳選された３つの生薬オウバク・ガジュツ・ゲンノショウコのみを配合する「大峯山陀羅尼助丸」は、確実な安全性と、実直な効能が感じられます。胃腸を癒す和漢薬として広く老若男女に親しまれる薬です。